GHK M4A1 RIS2 FSP SOPMOD Block2
ORGA ガスブローバックコンプリート
M4A1 RIS2 FSP SOPMOD Block2といえば、2000年代以降のアメリカ軍特殊作戦専用改修を施したM4A1カービンの一角を担うモデルとして重要な位置づけにある。それにも拘わらず、エアソフトではMK18MOD1や通常の(FSPなしの)Block2の影に隠れた少々マイナーな存在でもある。
FSP(フロントサイトポスト)を残したそのスタイルは特異に見えるかもしれないが、メジャーから外した路線を選ぶなら渋いチョイスとも言え、敢えてRIS2 FSPをサバゲーで使用するユーザー層も少なからず存在する。
AR-15が開発されM16としてアメリカ軍に採用されて以来、三角形のフロントアイアンサイトはブラックライフルのアイコンの1つとして印象付けられてきていたが、近年のM4A1ではフリップアップ式のアイアンサイトや光学機器の充実により外される傾向にある。
DANIEL DEFENSE(ダニエル・ディフェンス)が設計したRIS2レールはBlock1の段階的な更新ありきの設計だったため、当初はFSPを活かしつつレーザーデバイスやウェポンライトの増設が可能な様にFSPを避ける形で延長されたレール(初期はアンダーレールもFSPの部分のみカットされていた)が基本形としてあった。
今でこそFSPを外したSOPMOD Block2やMK18Mod1がメジャーであるが、Block2の当初の形はFSPを残したスタイルであり、SOPMODの段階的な移行を象徴するモデルである。
Block2への移行が進んだ後もFSPスタイルのカービンは存在し、同じ隊の中で2つのモデルが混在する状況も見られる。隊員によりFSPを活かすか外すか好みの分かれるポイントでもあるようで、FSPを残しつつ光学機器類の設置にも対応しているRIS2は、時間を経ても尚優れたプロダクトと言っても過言ではない。
そんな玄人好みなFSPレールインターフェイスを持つカービンをガスブロで再現したのがGHKからリリースされているGHK M4A1 RIS2 FSP SOPMOD Block2だ。
ORGA AIRSOFTでは人気機種であるMK18Mod1やSOPMOD Block2だけでなく、このRIS2 FSP仕様のSOPMOD Block2もコンプリートとして製作。GHKならではのリアル造形はそのままに内部パーツを強化。このあたりの高性能カスタムについての詳細はこちらの記事を参照頂きたい。
GHK M4A1 RIS2 FSP SOPMOD Block2は生産量の少ないモデルであるためORGAコンプリートも僅かな製作のみとなる。気になる方はお早目のチェックをお勧めする。